ミャンマーとのパイプ役に 豊後高田市が実習生支援へ職員採用

 豊後高田市はミャンマーからの外国人技能実習生を受け入れるため、日本語の堪能な同国の女性を嘱託職員として採用した。母国の送り出し機関との交渉を担うとともに、実習生の生活を支える。ベトナム人材の争奪戦が起きている中で、市は労働力を安定的に確保するために経済発展の進むミャンマーに注目した。国の地方創生推進交付金を活用しての外国人材採用は県内初の取り組みという。
 採用したニ・ニ・ウィンさん(27)はミャンマー南東部のモン州パウン町出身。現地の大学卒業後は日本語を学びながら働き、2016年に実習生として初来日した。名古屋市で製造会社の工場に3年間勤務し、日本語検定2級も取得した。帰国後も日本語講師を務めていた。市が現地で面接試験をし、採用を決めた。

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