北陸3県の外国人労働者11%増 昨年10月末

厚生労働省が31日に発表した2019年10月末時点の外国人雇用状況によると、北陸3県の外国人労働者数は前年同期比11%増の3万1912人だった。人手不足を背景にサービス業や製造業などに従事する外国人が増加。3県全てで外国人労働者数が増える結果となった。

県別の外国人労働者数は富山が15%増の1万1844人、石川が12%増の1万943人、福井が5%増の9125人だった。構成比は技能実習生の割合が最も高く、富山と石川が52%、福井が50%だった。

外国人を雇用する事業所数は富山が10%増の1925カ所、石川が12%増の1702カ所、福井が9%増の1361カ所だった。

業種別の構成比は製造業が最も大きく、富山が50%、石川が53%、福井が47%だった。建設業などでも数を伸ばした。

外国人を雇用する事業主は法律に基づき、雇用状況をハローワークに届け出ることが義務付けられている。

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