若手作家の目の前で「展示作品」蹴り飛ばす美術館の職員…圧倒的な力関係で「ハラスメント」横行

 華々しく美術館で開催される展覧会。しかし、その舞台裏では、美術業界で権威を持つ美術館の学芸員や職員らによる、作家へのハラスメントが横行しています。

 ところが、狭い業界であることに加え、フリーランスである作家は泣き寝入りすることが多く、これまで明るみに出ることはほとんどありませんでした。

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【運営者コメント】

 一般企業でも昔から下請けへのパワハラは残念ながら存在しています。そして、支払い元という圧倒的に優位な立場であることから、下請社員が泣き寝入りしていることも多々あります。これらをなくしていくには、やはりパワーバランすで上位に立つ組織の意識改革が重要です。

 

「パワハラ・嫌がらせ」相談最多 県内「医療・福祉」トップ(宮崎県)

 宮崎県内事業所で働く人や雇用主からの相談に応じる県労働委員会に寄せられた本年度の相談件数は、昨年末までで357件に上り、過去2番目に多かった2020年度同期(361件)に近いペースで推移していることが同委員会のまとめで分かった。業種別は医療・福祉が全体の約3割を占めトップ。

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【管理者コメント】

 医療・福祉の中でも様々な職種が存在するため、一概に医療系としてくくっての判断は危険だが、医療業界は、構造上、医師をトップとしたヒエラルキー構造で有ることから、ハラスメントが発生しやすい構造なのかもしれません。

【起業セミナー】労務トラブルを未然に防ぐ就業規則の作り方

  

 freee株式会社による無料セミナーのご紹介です。

一般的に労務トラブルは従業員の退職前後で発生することが多いとされています。

コロナ、急激な円安など経営環境の悪化から増加傾向にあります。

個々の案件ごとに原因は異なりますが、法律上は基本的には労働者が手厚く保護されています。

一方、勤務態度が悪い従業員に関しても、事業者が不利になるケースは、

就業規則の未整備と労務管理が一因と言われています。

今回のセミナーは、労務トラブルの実例から就業規則を正しく設定するためのヒントをお伝えします。

さらに、労務管理のミスから企業が不利益を被らないための労務管理の注意点をお伝えします。

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【運営者のコメント】

 労務トラブルの知識を得るためには、専門家からの情報収集は非常に有益ですよね。「トラブルが発生したときに専門家に相談すれば良い」という発想も理解はできますが、知識がないことで一次対応を失敗したり、就業規則の設定を失敗したり、あとから取り返しがつかない、またはコストが掛かってしまう自体に陥る前に、情報のアップデートはある程度心がけておきたいものです。

女性ALT(外国語指導助手)にセクハラ、賠償命令

 長崎県立高の外国語指導助手(ALT)だった米国籍の20代女性が、別の学校の教頭やALTからセクハラを受け精神的苦痛を受けたとして、県に200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、長崎地裁(古川大吾裁判長)は24日、50万円の支払いを命じた。

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【運営者のコメント】

 外国人人材を採用するにあたっては、ハラスメント意識が日本より遥かに高い国の外国人である場合もあるでしょう。ハラスメントを発生させる人は、そもそも相手の立場に立って考えることが苦手な人が多いです。そういった人に、文化の違いを超えて相手の立場を考えるよう促すのは、相当ハードルが高のかもしれません。

「チューしてくれたら決裁はんこ押す」 セクハラの県職員を懲戒処分

  神奈川県は20日、セクハラ発言をしたなどとして地域県政総合センターの課長級の男性職員(55)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。男性は同日付で退職した。

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【運営者のコメント】

 55歳。。。。。。。

「パワハラを防止していかないと…」漁師減少に歯止めへ、求人組織が取り組み【大漁!水産部長の魚トピックス】

 漁師の減少に歯止めを掛けようと、漁業者の求人サイト「漁師.jp」の運営や漁師の育成活動などを行う「全国漁業就業者確保育成センター」は昨年春から、パワーハラスメント対策を求人の条件に盛り込んでいる。少しずつ認知され始め、新人漁師の定着に期待が高まっている

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【運営者のコメント】

 イメージとして、漁師などの

  • 専門性が高く
  • 先輩・後輩などの主従関係が明確

といった職種は、パワハラが行われているであろうという想像をしてしまうのは私だけでないだろう。

 もちろん理不尽なパワハラは論外だが、こういった命の危険がつきまとう職場は「厳しく言わないといけない」ときが有るのも事実だろう。意図が伝わるかどうか、「言う側」の教育も重要だ。

ハラスメントは非生産的職務行動(Counterproductive work behavior)の1つ

 「非生産的職務行動」とは、組織やメンバーの利益に反する、非協力的な従業員の行動のことを指します。例えば、ハラスメントやいじめ、遅刻やずる休み、法律や法令違反、不正の隠蔽などが該当します。英語の「Counterproductive Work Behavior」の頭文字をとり、「CWB」と略されることもあります。1990年代以降、米国の組織心理学や経営科学といった分野で盛んに研究されるようになりました。非生産的職務行動には反社会的行動、機能不全行動、逸脱行動、攻撃行動、不作法という五つの概念があります。

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【運営者のコメント】

 ハラスメント報告は大企業においても、経営会議報告事項になるため、非常に時給単価の高い役員の時間まで使うことになります。 そう考えると、ハラスメントは、当事者だけでなく、それに対応する人事や関連するステークホルダーの時間も当然使うことになるため、生産性という意味では非常に非効率な事象であることは確かですね。

「何でできてへんねん」「アホか」滋賀県の部長級職員がパワハラ 部下は休職

 滋賀県は22日、部下をしつこく問い詰めるなどのパワーハラスメントをしたとして、地方機関の部長級の50代男性職員を減給10分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

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【運営者コメント】

 こういった言動を他人に言ってしまう人こそ「アホか」と思いますが、 公務員には、皆さんのお手本になるような言動をなるべくして欲しいと思ってしまいますね。

佐渡市 課長補佐級の職員を懲戒処分 長時間叱責するなどのハラスメント行為【新潟】

 佐渡市は19日付けで、教育委員会社会教育課の課長補佐級の職員(50代)を2月から3か月間、減給10%とする懲戒処分を行いました。

 佐渡市によりますと、この職員は社会教育課に所属する職員に対して、去年8月ごろから不適切な発言をしたほか、人前で繰り返し叱ったり、長時間叱責したりするなどのハラスメント行為をしました。

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【運営者のコメント】

 『公務員は身分が守られていることと、上司の権限が強いことから、上司と部下の間でハラスメントが起こりやすい』とよく言われています。ハラスメントは「する側」は無意識であることも多いため、やはりコツコツと徹底した社内教育と罰則規定の周知をしていくのが、地道ではあるものの近道でしょう。中小企業では後回しにされやすいハラスメント対策ですが、発生してからでは遅いので、出来るレベル(事例共有やセミナー参加などのライトな物)から実施することをおすすめします。

職場での嫌がらせ対応せず82% 会社側が被害放置、民間調査

 パワハラなど職場でのハラスメント(嫌がらせ)で会社側が対応しなかったとの回答は約82%―。こんな調査結果をパーソル総合研究所が発表した。ハラスメントへの社会的な関心は高まっているが、多くの被害が未対応のままとなっている状況が浮き彫りになった。

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【運営者のコメント】

 実際にサラリーマンとして働いている方の肌感と、この調査の結果(82%)はそれほど乖離はしていないと思われる。

 大手企業はコンプライアンスの観点及びリスク管理の観点から、ハラスメント研修や相談窓口設置などを実施しているが、それが利用されるにはまだハードルがある。

 中小企業に至ってはハラスメントを表面化させる事自体もできていないのが実情であろう。