山梨の外国人労働者18%増 19年10月末、過去最多

山梨労働局が31日に発表した2019年10月末時点の山梨県内の外国人雇用状況によると、外国人労働者数は8166人と18年の同じ時期に比べて18%増えた。外国人を雇用する事業所は同13%増えて1339カ所となった。いずれも届け出が義務化された07年以降で最多だった。

国籍別では、18年に3位だったベトナムが全体の21%(1680人)で最多となった。「ベトナムからの技能実習生の受け入れが特に増えたのが要因」(職業対策課)という。2位はブラジルの1653人(20%)、3位は中国の1446人(18%)だった。

伸び率では、ネパール(162人)が60%で最も高く、ベトナムの46%が続いた。

在留資格別では「技能実習」が38%増の1975人、高度人材など「専門的・技術的分野」が20%増の1035人となった。19年4月の改正出入国管理法施行で創設された「特定技能」での届け出はなかった。

産業別では、製造業が2992人(構成比37%)で最も多く、労働者派遣業など「サービス業(他に分類されないもの)」の2284人(28%)、「卸売業・小売業」の763人(9%)が続いた。

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