日本語の壁 共に越える 白山の小中学校にサポーター

外国で育った子に個別指導
 白山市国際交流協会は、市内に住む日本語が話せない児童や生徒を対象に「子ども日本語サポーター」の派遣を始め、学校生活を支援している。現在は市内の東明小学校、白嶺(はくれい)小中学校、光野中学校の三校で外国で育った四人が利用。日本語を教えるほか、学校生活の悩みも聞いている。(吉田拓海)

 子ども日本語サポーターは、市内の学校から要望を受けて昨年九月から始まった。市国際交流協会に所属する日本語ボランティア約十人が交代で週二回、学校へ行き、授業の時間に個別に指導している。

 東明小一年の藤原康臣(やすおみ)君(7つ)は昨年九月、フィリピン・マニラ市から白山市に引っ越した。家庭では現地語のタガログ語で会話していたため、転校当初は全く日本語が話せなかったという。

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