ミャンマー人への介護教育にVRによる授業を導入

実際の現場がイメージでき技術もわかりやすい
ミャンマーから日本への人材派遣業務を行っているミャンマー・ユニティは、ミャンマー人への介護教育に関して、株式会社ジョリーグッドが提供する、外国人材介護教育VR(バーチャルリアリティ)サービス「CareVR」を3月より導入することを発表した。

「CareVR」は、第16回日本eラーニング大賞にてグランプリを受賞した介護研修VRサービス「ケアブル」を、外国人労働者向けに再構成して開発されたもので、日本の介護スキルをVRによって繰り返しトレーニングすることができ、理解の促進や人材価値の向上が期待できる。

ミャンマー・ユニティとジョリーグッドは、2020年1月15日、ミャンマーのヤンゴン市にあるミャンマー・ユニティの介護教育施設にて、約30名のミャンマー人の生徒に対してVR授業を実施した。

この結果、生徒へのアンケートでは、78%以上の生徒が「実際の現場をイメージできる」と回答、同じく言葉からイメージするのが難しい技術の流れについて、55%の生徒が「技術の流れがわかりやすい」と回答した。VRでの体験学習を座学と実習の間で取り入れることにより、効率の良い技術の習得を実現する。