外国人材との意思疎通、富山県が18日から研修会

富山県は14日、県内で働く外国人の増加を受けて外国人材とのコミュニケーション研修を初めて開くと発表した。県内企業で働く日本人社員が対象で、文化や価値観の違い、伝わりやすい日本語の話し方を教える。日本人と外国人の双方が働きやすい職場環境の整備につなげてもらいたい考えだ。

18日から20日まで、外国人社員の研修支援や日本語教育を手掛ける講師を招いて富山市と同県高岡市で開催する。受講料は1人5000円。県の担当者は「外国人にとって理解の難しい漢字がたくさん並ぶ熟語をなるべく使わない日本語なども教えていく」と説明する。

1月1日時点の県内の外国人住民数は過去最高の1万9494人だった。6年連続で増え、前年同期比では7%の増加だった。在留資格別では技能実習が最も多い6799人と、富山で働く外国人の存在感は高まっている。

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