ハラスメントは非生産的職務行動(Counterproductive work behavior)の1つ

 「非生産的職務行動」とは、組織やメンバーの利益に反する、非協力的な従業員の行動のことを指します。例えば、ハラスメントやいじめ、遅刻やずる休み、法律や法令違反、不正の隠蔽などが該当します。英語の「Counterproductive Work Behavior」の頭文字をとり、「CWB」と略されることもあります。1990年代以降、米国の組織心理学や経営科学といった分野で盛んに研究されるようになりました。非生産的職務行動には反社会的行動、機能不全行動、逸脱行動、攻撃行動、不作法という五つの概念があります。

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【運営者のコメント】

 ハラスメント報告は大企業においても、経営会議報告事項になるため、非常に時給単価の高い役員の時間まで使うことになります。 そう考えると、ハラスメントは、当事者だけでなく、それに対応する人事や関連するステークホルダーの時間も当然使うことになるため、生産性という意味では非常に非効率な事象であることは確かですね。